不動産は道路がポイント｜池田市で不動産売却を行っている「田村商会」

不動産の価格や価値は、前面道路によってかなり変わります。

建物を建築するには、建築基準法に定める道路の要件を満たす

必要があります。

 

前面道路について接道部分が２ｍない、道路と敷地に高低差がある、

私道である、建築基準法上の道路ではない43条但書等の場合、

特に注意が必要です。

 

道路については、市役所で調べないと分からないことが多く、

ネットに掲載されている情報では、詳しく書いていないことも

多々あります。

 

特に私道については、私道所有者から通行承諾や道路を掘るための

同意が必要になる場合が多く、道路の説明の仕方で誤解を招き、

トラブルになるケースがあります。

 

建築基準法第42条2項道路や42条1項5号道路（位置指定道路）

の場合、その道路が私道であれば、通行承諾や掘削同意が必要に

なりますので、注意してください。

 

また、前面道路に上下水道の本管が埋設されていない場合や

私設管で引き込みされている場合も注意が必要です。

 

上下水道については、各市の水道局で調査するとある程度

分かりますが、たまに図面が間違っていたり、工事の届出が

されてなく、不明な時もあります。

 

不動産は、物件調査を入念に行い、物件の善し悪しを

判断することになりますが、特に前面道路がポイントです。