法令遵守してない物件｜池田市で不動産売却を行っている「田村商会」

売買物件で法令に違反した建築物があります。

昭和の時代に建てられた家、マンション、ビルなどで

建ぺい率や容積率がオーバーしていたり、高さ制限や斜線制限を

守らずに建てられたり、道路後退をせずに建てられたりしている

物件です。平成以後は少なくなりましたが、たまにあります。

通常は建築確認申請し、中間検査を受け、完了検査を受けて

検査済証が交付されていますが、検査済証がない物件が関西は

多いです。

検査済証がなくても法令に違反した建物ではない時もありますが、

途中で設計変更したり、駐車場を作らなかったりして検査が

通らないので、完了検査をあえて受けていない建物があります。

違反物件は、売却する時に銀行の融資が利用できないケースが

多く、価格が安くなる等影響がかなりあります。

専門家に調査してもらい、違反箇所の是正工事をして適法に

できる場合もありますが、できない物件は売りにくくなります。

新築される時には検査済証が発行されるように建てるべきですし、

エビデンスとなる資料を保管しておいて下さい。

将来売るときや貸すときに必要になります。