先日、相続される予定のご実家の売却相談がありました。
調べてみると接道している道路が私道で建築基準法上の道路では
なく、原則として再建築ができない物件でした。
43条但し書き道路の事前協議で、条件を満たせば再建築できる
可能性もありますが、確約はできないので、再建築不可と明記し
売却活動をすることになります。
一番いいのは隣接地に買って頂くか隣接地を購入して接道要件を
満たすかですが、どちらも可能性は低そうです。
まずは、相続登記を完了し、土地の測量で境界を明確にしてから
媒介契約を締結し、売却活動をしましょうとお話ししました。
空家で放置しておく訳にもいかず、売却して清算しようと
判断されたようです。価格を下げれば売れない不動産はほとんど
なく、今まで私の仲介で最安は60万円で物件を売却されたケースも
あります。投資用目的の方や近所の方で低価格の家を探されている
方はいるものです。あきらめずに活動すればネット広告などで
問い合わせがあります。今回も来年春頃には売り物件になっている
と思いますが、売主様のご期待に添えるようにできればと思います。
監修者情報
代表 田村 佳寛(たむら よしひろ)
当社は3代にわたって、大阪府池田市エリアで地域に密着して営業活動を続けてきた不動産会社です。
地域に精通した「知識と人脈」を活かして、お客様の大切な不動産の売却に取り組んでおります。池田市の物件に精通した地元出身の代表自らが行っているからこそ、物件の特性、地域情報、相場、成約事例等について詳しくアドバイスすることが可能です。
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