2020年8月28日から宅建業法施行規則が一部改正され、
物件所在地の水害のリスクについて、ハザードマップで
契約時に説明することになりました。
重要事項説明の対象項目に追加されています。
売買仲介では、かなり前から物件案内時に説明していますが、
賃貸仲介でもハザードマップの提示と物件所在地の明示が
義務となります。
土砂災害、内水、洪水でどのような被害が想定されているか等の
ハザードマップ記載内容の説明は任意とされています。
池田市内では、五月山に近い五月丘や畑などは広範囲に
土砂災害警戒区域が指定されています。
また、洪水は猪名川の氾濫による場合として、室町から満寿美町
神田1丁目から4丁目あたりの広範囲に浸水予測がされています。
少し前のハザードマップと比べますと浸水の高さが大きく
変更されています。
以前のマップでは50cm程度とされていた場所が今は50cm~
3mになっています。さすがにその根拠を疑いたくなる数字です。
以前のハザードマップは平成22年に改訂された物ですが、
昭和28年9月の台風13号で猪名川が洪水になった雨量139.5mm
の2倍の大雨が降った場合に発生すると仮定した洪水時に
国土交通省猪名川河川事務所が平成14年6月につくった浸水予測図を
もとに編集されたと書いてます。
今のマップには特に根拠となる資料や条件等は記載されていません。
猪名川の洪水で室町が本当に3mも浸水するのでしょうか。
監修者情報
代表 田村 佳寛(たむら よしひろ)
当社は3代にわたって、大阪府池田市エリアで地域に密着して営業活動を続けてきた不動産会社です。
地域に精通した「知識と人脈」を活かして、お客様の大切な不動産の売却に取り組んでおります。池田市の物件に精通した地元出身の代表自らが行っているからこそ、物件の特性、地域情報、相場、成約事例等について詳しくアドバイスすることが可能です。
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