老後の資金には2,000万円以上必要と言われていますが、なかなか老後資金2,000万円を貯蓄できません。
そのため、老後資金捻出のために家を売る人お多くいます。
しかし、老後資金を作るために家を売るときには、注意しなければいけないことが多くあります。
本記事では、老後資金のために家を売りときのメリット・デメリットや注意点、家を売るときの流れなどについて解説します。
老後資金のために家を売ることには、メリットとデメリットがあります。
本章では老後資金のために家を売るメリットとデメリットについて解説します。
老後資金のために家を売るメリットは次のとおりです。
歳を重ねるとライフスタイルの変化が起きにくくなり、終の棲家を見つけやすくなります。
もし売却する家を若いときに購入していたなら、今の自分に合わない家を処分できることにもつながります。
また、家の売却は今まで家に溜め込んでいた物を処分する機会にもなり、家を売却し残置物も処分することで、人生の新たなスタートを始められることでしょう。
老後資金のために家を売るデメリットは次のとおりです。
歳を重ねてからの家の売却は体の負担になります。
売却中は、買主の内覧に対応したり、慣れない契約をしたり、引っ越しをしたりと負担になることが多くあります。
また、引っ越し先に必ずなじめるとは限らず、移転が現状よりも負担になる可能性を考えておかなければいけません。
老後資金のために家を売るときには注意しなければならないことがあります。
本章では老後資金のために家を売るときの注意点について解説します。
郊外から市街地へ移るときの注意点は次のとおりです。
市街地へ移転すると、便利な立地になる分、生活費が高くなったり、騒音などに悩まされたりします。
ただ、歳を重ねたときに生活が便利なのは大きなメリットであるため、ある程度の我慢は必要でしょう。
市街地から郊外に移るときの注意点は次のとおりです。
郊外へ移るときには生活利便性について配慮しておく必要があります。
長年市街地に住んでいると、便利なことが当たり前になってしまい、郊外でも市街地のように過ごせると勘違いしてしまいがちです。
しかし、郊外では必ず不便な面が出るので、郊外に移る前に生活利便性をしっかり確認しておきましょう。
持ち家から賃貸物件に移るときの注意点
持ち家から賃貸物件に移るときには、賃貸物件の入居審査に落ちる可能性があることを知っておく必要があります。
賃貸物件に入居するときには入居審査があり、歳を重ねるほど審査に通りにくくなっていきます。
そのため、家の売却活動を開始してから賃貸物件を探すのは危険なため、家の売却をする前に移動先の賃貸物件の入居審査を終わらせておくようにしましょう。
家を売るときには次のような流れで進めます。
上記が基本的な家を売るときの流れで、査定依頼から引き渡しまでおおよそ6ヶ月~8ヶ月かかります。
そのため、老後資金のために家を売るときには、早めに不動産仲介会社に売却の相談をしましょう。
老後の資金を作りたいけど、自宅はどうしても売りたくないという人もいるかもしれません。
そのような人には、リースバックの利用を検討しましょう。
リースバックとは、自宅をリースバック会社に売却し、売却した自宅を賃貸として借りられるサービスのことです。
自宅を売却したリースバック会社と賃貸借契約を締結し、家賃を払って自宅に住み続けます。
ただし、リースバックを利用するときには、次の点に注意しましょう。
リースバックにはメリットもありますが、このようなデメリットもあるため、利用は慎重に判断しましょう。
老後資金のために家を売るときには、メリットやデメリット、注意点などを理解して売却しないといけません。
老後の移転は精神的にも体力的に負担が大きいため、何度も移転することは難しく1回で終わらすことが大切です。
当社、田村商会では老後資金のために家を売る方にも適切なアドバイスをします。
リースバック会社の紹介(仲介)も可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
監修者情報
代表 田村 佳寛(たむら よしひろ)
当社は3代にわたって、大阪府池田市エリアで地域に密着して営業活動を続けてきた不動産会社です。
地域に精通した「知識と人脈」を活かして、お客様の大切な不動産の売却に取り組んでおります。池田市の物件に精通した地元出身の代表自らが行っているからこそ、物件の特性、地域情報、相場、成約事例等について詳しくアドバイスすることが可能です。
不動産の売却を検討中のお客様は、お気軽にご相談ください。
24時間
受付中