2020不動産業統計集(不動産流通推進センター版)を
見ておりますと宅建業法所管行政庁への苦情相談件数は
平成29年度の1748件に比べて減少し、平成30年度は1594件と
なっています。
行政庁へ寄せられる苦情・紛争の内容と割合では、重要事項説明に
関するものがダントツで多く、35.5%を占めています。
2位は契約解除に関するトラブルで8.2%、3位は報酬関係で7%、
4位が瑕疵問題で6.8%、5位は契約内容にかかる書面の交付義務で
4.8%、6位は媒介に伴う書面の交付で4.2%となっています。
重要事項説明に関しては、書面の書き方や説明の仕方、調査方法など
範囲が広いので、紛争がおきやすくなります。ベテランの担当者と
新人とでは説明方法でも大きく変わります。
重要事項説明書に書いてあるだけでは、説明したことには
なりませんので、お客様に重要なポイントを理解してもらい、
納得してもらうことが必要だと思います。
監修者情報
代表 田村 佳寛(たむら よしひろ)
当社は3代にわたって、大阪府池田市エリアで地域に密着して営業活動を続けてきた不動産会社です。
地域に精通した「知識と人脈」を活かして、お客様の大切な不動産の売却に取り組んでおります。池田市の物件に精通した地元出身の代表自らが行っているからこそ、物件の特性、地域情報、相場、成約事例等について詳しくアドバイスすることが可能です。
不動産の売却を検討中のお客様は、お気軽にご相談ください。
24時間
受付中