家の使用価値と市場価値｜池田市で不動産売却を行っている「田村商会」

家は家族と過ごすにも、一人で過ごすにも一生必要なものです。

家には使用価値と市場価値の２つの見方があります。

使用価値は、家に居住することで得られる価値（利益）です。

市場価値は、家の市場価格（取引相場）です。

自分が住む不動産については、使用価値に重点を置くべきだと

思います。数年後に売ることが確定している場合は別ですが、

通常はずっと住むことを想定して家を購入する方が多いです。

売ることを考えなければ、市場価値はあまり気にすることなく、

その時の相場で購入できればいいはずですし、将来の価格下落も

考える必要はありません。

購入後の資産価値が保たれるかを考えすぎても、将来の相場は

誰にも分かりません。自然災害、疫病、経済情勢、人口によって

不動産の相場は左右されます。駅の近くだから値下がりしないとも

言えません。

使用価値は数字（価格）には表れにくいですが、居住性や快適性、

持ち家があることで享受できる価値などが必ずあります。

自分が希望する優先順位を満たし、使用価値が見込まれ、相場で

購入できれば、十分ではないでしょうか。

不動産投資の場合と自宅購入は、検討角度がかなり違うと思います。