不動産を売却する場合、仲介会社と媒介契約を結びます。
大きく分けて2種類あり、窓口を1社に絞る専任媒介と
窓口を複数にする一般媒介です。
一般媒介の場合は同じ条件で複数の会社に売却を依頼しますが、
すぐに売れない場合は、その後、苦戦する可能性があります。
専任媒介であれば、顧客の動きによって価格の値下げなど
色々と施策を提案しやすいですが、一般媒介の場合は、
他の不動産会社の手前、提案しにくい状況にありますので、
仲介業者も様子を見る展開になりがちです。
もちろん売り物件によって変わりますが、売主様が高値をねらって
売る場合は特に一般媒介ですとネット広告も各社が掲載して、
スーモなどのポータルサイトで重複掲載となり、希少性がうすれ、
売出し時しか広告の反響が得られない可能性が高いです。
売出しから3ヶ月間で売れなければ、どこか1社に絞って専任媒介に
変える方が早く、高く売れる場合があります。
不動産会社はレインズというシステムで売り物件情報を共有して
いますので、複数の会社に依頼しなくても、売り物件情報が
レインズに掲載されれば、全ての不動産会社が情報を得て、それぞれ
お客様を探して窓口の会社に案内や折衝を申し入れしてきます。
売主様も複数の会社を相手に依頼する手間や鍵を預けることも
省けますので、専任媒介のほうが楽だと思います。
監修者情報
代表 田村 佳寛(たむら よしひろ)
当社は3代にわたって、大阪府池田市エリアで地域に密着して営業活動を続けてきた不動産会社です。
地域に精通した「知識と人脈」を活かして、お客様の大切な不動産の売却に取り組んでおります。池田市の物件に精通した地元出身の代表自らが行っているからこそ、物件の特性、地域情報、相場、成約事例等について詳しくアドバイスすることが可能です。
不動産の売却を検討中のお客様は、お気軽にご相談ください。
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